ひげじいの「ひるがの日記」記事詳細

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2014/11/16

動くラブホ(2)

前回のブログが(つづく)で終わったにもかかわらず『続きは未ぁ~だぁ~?』
という黄色い声は全く発生しなかった。
このブログを始めるにあたって、万一『ブログ炎上!』なんてことになったらどうしようと心配していたが、
炎上するのは余程人気のあるブログなのだろう。

さて、諏訪湖サービスエリアでの車中泊はお仲間が50台以上あって、安全かつ快適であった。
北海道のサロベツ原野で車中泊した時はトイレこそ24時間使えたが周囲に人影もクルマもなく
クマでも出没したらどうしようかと心配だった。

シュラフ(寝袋)でなく毛布と布団を敷きつめて出掛けたので、寝返りが打てて眠り易かった。
夜明けの八ヶ岳は素晴らしい日の出を予想させてくれたが、残念ながら雲海がどんどん上昇して
「ご来光」は雲の中に隠れてしまった。

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土日祝日はレストランも6時半にオープン、「朝食バイキング」が920円のところシニアは100円引きというのも嬉しい。
お土産などの売店も随分早くから営業してくれているし、温泉は平日10時~21時だが土日祝日は
前後1時間延長されるので車中泊にはもってこいのサービスエリアだ。

141116_02

洗面台も沢山ある美しいトイレでユックリと朝のオツトメを済ませ伊那インターまでクルマを走らせた。
ヒゲ爺が卒業して既に50年、インター横にある信州大学農学部の正門から連なるユリの木の並木は
随分立派になっていた。

サッカー部でも一緒だった友人宅を訪ねてイロイロご馳走になりながら昔話に花を咲かせ、
初めての権兵衛トンネルを越えて木曽路へ向かった。

『木曽へ木曽へとつきだすコメは伊那や高遠のお蔵マイ♪』と伊那節に唄われているが、
確かに伊那谷は広くて明るくて肥沃な盆地状であるのに対し、木曽路は全て山の中と
『夜明け前』で藤村が書いておったようだ。
蕎麦しか採れないという土地柄が逆にメンクイには垂涎の名所となり、
取り残された感のある街道が観光客を集めるのだから皮肉と言えば皮肉なハナシ。

御嶽の北東に広がる開田高原にはお昼前に到着、途中の紅葉も鮮やかであった。

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なんで秋晴れの土曜日のそれも昼食時に噴火が起きたのか、信仰の対象でもある聖なる山が
何故善良な登山者にキバを剥いたのか、早朝や夕方もしくは夜中ではダメだったのか、
遭難された方々のご家族や友人は悔やんでも悔やみきれないことだろう。

この日は曇り空で御嶽の雄姿や噴煙は見えなかったが、
娘夫婦が時々訪れると言うグリュンのお得意先でもある『ロッジ上天気』でコーヒーをご馳走になり、
オススメのパン屋さんに向かった。

グリュンの常連ブティックママおススメの蕎麦屋さんはクルマが溢れていたので遠慮して、
自家製天然酵母の手造りパン屋さん『タビタ』でパンプキンスープとキッシュのお昼にした。
このパン屋さん、小屋も石釜も手造りのようで最近オープンしたカフェスペースも勿論手造りらしい。
娘からのリクエストで『パン・ド・カンパーニュ』を買って帰りに瀬戸へ届けたが、
グリュンのテラスで食べると飛び切りウマかった。

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