ひげじいの「ひるがの日記」記事詳細

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2014/12/08

冬支度

11月中旬には例年初雪が舞う。それに合わせてテラスにビニールの冬囲いを取り付けている。
兼六公園の雪吊りや合掌村の雪囲いみたいなムードはなく、外観も悪くなってしまうが、雪囲いがないと
お客様がいらっしゃっても居場所がないのだ。

最初の年は室内に製品庫を置いての営業であったが、現在はテラスがお店になってしまった。
試食場所もテラス席が4~5人は座れるので景色を眺めながらの試食は好評である。
今年も春のうちから約束していた京都と松本の友人が助っ人に来てくれた。

ヤツラ『先輩のお手伝いに…』と家を出て来るのだが、実は奥方様から解放されたいというところのが本音なのだ。
ベーコン小舎は「かけこみ寺」っていうか「お助け小屋」なのである。

比較のためにテラスが開放的だった頃の雪景色写真も掲載しておこう。

141208_01

お天気のせいもあるが、囲いをしてしまうとスイス風(と爺は思っている)赤い鎧戸(モドキ)も見えなくなり、
なんとなく陰気くさくなってしまう。

この冬囲い工事は高所作業を伴うので、我が家の最高権力者からは『決して一人で行ってはイケナイ!』と厳命されていた。
労働基準法的にはヘルメットと命綱の装着が義務付けられる高さである。かつて山登り・岩登りをやっていた連中とはいえ、
所詮は過去の栄光に生きる70代のジジイたちのこと、落っこちでもしたらタダでは済まない作業だ。

141208_02

冬囲い作業が無事に終了したところでタイミング良く写真②のように初雪が降り出した。
この積雪は2~3日で消えてしまい、しばらくは暖かい日が続いた。

ビニール囲いの中は日が射すと30℃にもなるので、玄関のドアを開けて暖気を部屋に引き込めば暖房の必要がなく省エネにもなる。
ひるがの高原では別荘族もとっくに薪ストーブを焚き始めている時期である。

御歳暮の発送などでキリキリ舞いしているうちに12月に入って全国的に寒波が来襲した、
ひるがのも湿っぽい雪がドカッとやって来たお蔭で準備万端整えておいたはずの除雪車が雪に埋もれてしまい掘り出すのに苦労した。

141208_03

これで、人工雪で営業を始めていた近辺のスキー場も安泰だろう。

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